性能

静かな暮らしのために

上下階の住戸間の床からの衝撃音を伝わりにくくする性能
床コンクリート厚さ:200mm(最下階除く)
床仕上げ:二重床+フローリング(LL-45等級製品)を使用

下階への生活音の伝わりを抑えたLL-45等級(日本建築学会適用等級1級)のフローリングを採用しています。

フローリング

二重床・二重天井(一部除く)構造

床は振動など上下階の生活音を防ぎ、プライバシーに配慮して二重床・二重天井構造としました。このことで、優れた遮音効果・断熱効果を発揮します。

二重床・二重天井イメージイラスト
遮音等級 遮音等級に対する集合住宅の生活状態
椅子・物の落下音など
集合住宅の生活状態
LL-40 ほとんど聞こえない 気兼ねなく生活できる
LL-45 サンダル音は聞こえる 少し気をつける
LL-50 ナイフなどは聞こえる やや注意して生活する
LL-55 スリッパでも聞こえる 注意すれば問題ない
LL-60 箸を落とすと聞こえる お互いに我慢できる程度
LL-65 10円玉でも聞こえる 子供がいると下階から文句が出る
LL-70 1円玉でも聞こえる 自宅に子供がいても上階が気になる
LL-75 大変うるさい 注意していても下階から文句が出る

※上記等級は計測上の数値をもとにしたもので、環境によって変動する場合があります。

配水管の防音対策

トイレや水廻り等の排水堅管のパイプスペースは、間仕切壁を床スラブから天井スラブまで立ち上げることにより、隣接する居室に排水音がまわり込まないように配慮しています。また、隣接する居室との間仕切壁はプラスターボードを二重貼りにするなどの防音処理を施しました。排水堅管には、遮音シートを巻くことで防音効果を一層高めています。

プラスターボード二重貼り

隣の住戸との透過音を伝わりにくくする性能
遮音性に優れた外壁・戸境壁構造

建物の外壁コンクリートの厚みは150mmとし、断熱材である発泡ウレタンを吹き付けた結露対策を施した構造です。また、隣り合う住戸の隔てる戸境壁の厚みは180mmを確保。遮音性と堅牢性の高い構造となっています。日本建築学会の基準では、隣戸間コンクリート界壁の厚さが180mm以上あれば、D-55の性能があるとされています。D-55とは界壁を音が透過する時に、55デシベル低減されるという意味で、たとえばお隣りで75デシベル(街頭での騒音程度)の音を出しても20デシベル(ささやき声程度)まで低減されます。
※上記等級は計測上の数値をもとにしたもので、環境によって変動する場合があります。

遮音性に優れた外壁・戸境壁構造
住戸の開口部からのすきま風、雨水、騒音等を防ぐ性能
防音サッシ

各住戸の窓には防音サッシを採用し、静かで落ち着いた住環境を実現しています。

サッシの各性能は、下記の等級以上
サッシがもつ各性能は、立地条件や建物の住棟条件、各住戸の階数等を勘案して、それぞれのレベルを設定しています。下記の各性能は、番号が大きいほど、高性能になります。

防音サッシ

◎[気密性能]
すきま風が、どの程度漏れるかを表します。
◎[水密性能]
雨水を遮断する能力を表します。(Paはパスカル)
◎[遮音性能]
音を遮断する能力を表します。
・A-1(120等級線)・A-3(8等級線)
・A-2(30等級線)  ・A-4(2等級線)
・W-1(100Pa)・W-4(350Pa)
・W-2(150Pa)・W-5(500Pa)
・W-3(250Pa)
・T-1(25等級線)・T-3(35等級線)
・T-2(30等級線)・T-4(40等級線)

快適な暮らしのために

空気環境における健康への配慮
居室の内装材にホルムアルデヒド対策を施した素材を使用

建材や接着剤に含まれる有害化学物質の人体への影響を可能な限り排除するため、健康に配慮したノンホルムアルデヒドのクロス接着剤や低ホルムアルデヒド(F☆☆☆☆レベル)の床・壁材などを採用しました。
F☆☆☆☆とは日本工業規格(JIS)および日本農林規格(JAS)において定められたホルムアルデヒドの拡散量の区分を示すものです。

部位区分 部材名 性 能
フローリング F☆☆☆☆
壁・天井 クロス F☆☆☆☆
クロス糊 F☆☆☆☆
建具耐こじ破り性能 インテリアドア F☆☆☆☆
収納用開きドア F☆☆☆☆
木製折戸 F☆☆☆☆
造作材 出窓天板
F☆☆☆☆
家具
住設機器
システムキッチン F☆☆☆☆
吊戸棚 F☆☆☆☆
洗面化粧台 F☆☆☆☆
食品収納・リネン収納 F☆☆☆☆
対面カウンター F☆☆☆☆
玄関収納・クローク F☆☆☆☆
表示の区分 ホルムアルデヒド放散速度
F☆☆☆☆ 0.005mg/m2 h以下
F☆☆☆ 0.005〜0.02mg/m2 h以下
F☆☆ 0.02mg〜0.12/m2 h以下

フレッシュな空気を循環させる24時間低風量換気システムを採用

気密性の高いマンションでは、知らないうちにイヤな臭いがこもったり空気がよどんだりする場合があります。そこで各居室に付けた自然給気口から、住戸内にフレッシュな空気を取り入れると同時に汚れた空気を排出する24時間低風量換気システムを搭載。換気設備は1時間あたり0.5回以上、0.7回未満の換気量が確保できるものを設置しています。また、ホコリを入りにくくするエアフィルターを給気口に装備しており、マンション寿命に影響を及ぼす湿気もコントロールできます。

24時間低風量換気システム
アクセス回線最大200Mbps(棟内回線速度最大100Mbps)のインターネットシステム
つなぐネットコミュニケーションズのe-mansionインターネットサービス

〈基本サービス〉

速 度

・最大100Mbps
※ベストエフォートサービスです。

メール
アドレス

・1住戸ごとにアドレス10戸

・メール容量 (25MB/アカウント)

ホームページ

・1住戸ごとに容量50MB

迷惑メール
ブロック
サービス

・任意のアドレス・ドメインを100パターンまで登録可能

webメールサービス

・webブラウザからメールの送受信可能

入居したその日からインターネットが使えます
面倒な契約書の取り交わしや手続きは一切いりません。入居したその日からお手持ちのPCを接続すればインターネットが使いたい放題です。初めての土地での新生活、いろいろ調べたいのにインターネットが使えないという事はありません。また、メールアドレスも最大10個無料でご提供。今までのメールアドレスも使用可能です。※使用プロバイダにより使えないものもあります。事前にご確認下さい。


空間をより有効に活用できるように
居室の有効面積を広げるアウトフレーム工法を採用。

柱の出っ張りを室外に出して、居室の有効範囲を広げるアウトフレーム工法を採用。室内のスペースをより広く有効に活用することができます。(一部除く)

アウトフレーム工法
アウトフレーム工法
フラットスラブ工法(小梁なし工法)を採用

居室内の天井に小梁の出ないフラットスラブ工法を採用しています。梁のかわりに住戸内にポスト柱を設けることにより、天井をすっきりさせ、より自由な家具のレイアウトなど住空間の有効活用を実現しました。

フラットスラブ工法(小梁なし工法)イメージイラスト

■フラットスラブ工法(小梁なし工法)イメージイラスト

■施工例

施工例

※サンアリーナ調布Dタイプ平面図

暮らしを快適にする共用設備
24時間利用できる宅配ボックス

ご不在時に届いた宅急便は、エントランスホール横のメールコーナーに設けた宅配ボックスがお預りいたします。24時間いつでも取り出せる便利なシステムです。

省エネルギーという性能

断熱に関する性能
屋上は外断熱工法を採用
屋上・屋根 外断熱:硬質ウレタンフォーム厚さ35mm
外壁(外気に面する柱、 梁を含む) 内断熱:ウレタンフォーム(現場発泡品)
厚さ25mm
最下階住戸の床下
外断熱:押出ポリスチレンフォーム厚さ30mm
ガラス 住戸のガラスは全て複層ガラスを採用

屋上に内断熱工法を採用した場合、建物の内側に断熱材を施すので、コンクリート躯体が直接外気にさらされ、昼間は日射で熱せられ、その熱が室内に輻射されるために暑く、また夜間はそれが冷やされるために、コンクリートが膨張・収縮を繰り返し、建物の劣化の原因となります。
当物件では、屋上の施工に外断熱工法を採用、建物の外側に断熱材を施すので、屋外のコンクリート躯体が直接外気や日射にさらされることがなく、コンクリートの劣化が軽減されます。


結露を防ぐための高断熱仕様

結露対策として、外部の熱や冷気が伝わりにくいように断熱性を高めるため、屋上・外壁・最下階床下など、建物の随所に断熱材を施し、より効果的な断熱対策を採用しています。特に外壁は、発砲ウレタンを吹き付け断熱することで、住まいの大敵である結露防止に配慮しています。

省エネルギーに貢献する複層ガラス

複層ガラスは2枚のガラスの間にある中空層が熱の伝わりを抑制するため、単層ガラスに比べ断熱性が高く、窓から逃げるエネルギーを軽減して省エネルギーに貢献し、ライフコストダウンを実現します。また、室内側のガラスが冷えにくいため、ガラス表面の結露も生じにくくなります。

複層ガラスイメージイラスト

ユニバーサルデザイン

居室内の安全性やお年寄りの介助などのための性能
住戸内床段差はフルフラット仕様

和室も含め各居室と廊下、トイレなど水回りとの床段差をなくしたフルフラットフロアを採用(玄関は除く)。つまづきなどの思わぬケガを未然に防ぐための仕様です。

浴室での快適と安心

・低床式ユニットバスを採用。薄く握りやすい浴槽の縁や浴室内手摺りを設置するなど、バリアフリーのための様々な配慮を施しています。

・浴室内での緊急時の救助を容易にするための配慮から、ドア間口に余裕をとっています。通常600mm以上であれば、シャワーチェアを浴室内に持ち込めます。

浴室での快適と安心

開口部の安全設計

・指詰防止金物を設置しています。

・窓からの転落事故を防止するため、1,100 mm以下の腰高の窓に落下防止手摺りを設置。サッシや網戸に、はずれ止め処置を施しています。

住戸内の機器などに関して

(1)玄関、廊下や居室などの照明スイッチには、大きくて操作しやすいワイドスイッチを採用しています。

(2)コンセントに差し込んでおくことで、突然の停電や火災などによって電気が遮断されたときに自動的に点灯する保安灯を、廊下のコンセントに設置しています。

(3)玄関に人が近づくと自動点灯する、人感センサー付き自動スイッチを設置しています。

(4)玄関ドアには、押し引きだけの簡単動作で開閉出来るプッシュプルドアハンドルを設置しています。

参考写真

共用部内での移動の安全性や介助行為などのための性能
共用廊下

・床のすべり止め処置として、ノンスリップシート貼りを施しています。バルコニー・ルーフテラスも同様の仕上げです。

外階段

・踏面のすべり転倒防止処置として段鼻に滑り止めを設置しています。

末永く住まうために

補修・維持管理・メンテナンス・リフォーム対応をしやすくする対策
居室から、フラットに水まわりへ

水まわりのコンクリートスラブに段差を設けたことで、浴室・洗面所・トイレなどと他の居室との床段差を解消しています。

床構造は、二重床を採用

二重床とは、コンクリート躯体の床の上に、脚付きの床板を設置し、その上にフローリング等の仕上げをする工法で、配管類はコンクリート床と床板の間を通します。

二重床への配管施工事例

水まわりの配管には樹脂管を採用

水まわりのコンクリートスラブに段差を設けたことで、浴室・洗面所・トイレなどと他の居室との床段差を解消しています。

変わらぬ資産価値を保つための長期修繕計画

いつまでも快適な居住性を保つことはもちろん、将来にわたっての資産価値を維持するために、マンションの美観や設備機能をメンテナンスする長期修繕計画を立案するとともにサポートします。※詳しい管理内容は営業担当へお問い合わせください。

住みよい住空間を守るアフターサービス

マンションの好居住性や快適環境の確認と保持を目的として、竣工後、1年、2年を目安に定期点検を行ないます。独自の基準を設けて品質維持を確認するアフターサービスです。

※本ガイドラインに記載の内容は物件により異なる場合がございます。詳しくはお問い合わせください。