構造

構造の安定のために

地震に対する躯体の安全性能
建築基準法に定める地震力に対して耐えうる構造

極めてまれにしか発生しない大地震(数百年に一度程度の地震)の地震力に対して倒壊、崩壊等しない、安全な設計を施した建物です。

構造強度が増すダブル配筋造

妻壁・戸境壁は、コンクリート内に鉄筋を二重に組み上げたダブル配筋としました。
シングル配筋よりも強度が高く、万一の地震にも強い建物を目指しました。

ダブル配筋のイメージイラスト

「住宅性能評価制度」対応マンション

より安心できる建物を皆様にご提案するために、 設計だけでなく建物においても国土交通省の登録評価機関が検査・建物評価を行なう 「住宅性能評価制度」に対応。


コンクリート躯体の劣化対策・耐久性向上性能
強度を高めたコンクリートによる安心の住まいを実現

本マンションでは、コンクリートの基本性能であるコンクリート耐久設計基準強度(構造及び部材の供用期間に応じた耐久性を確保するのに必要な圧縮強度)の概念を導入。建物本体の基準強度である30N/m㎡〜36N/m㎡を採用しています。これは、日本建築学会のJASS5(建築工事標準仕様書・同解説)の基準で、大規模補修不要予定期間(構造体の大規模補修を必要としないことが予想できる期間)が約100年に該当します。

コンクリート躯体の劣化対策・耐久性向上性能

※物件により設計基準強度数値が変わることがございます。

コンクリートの単位水量は185kg/m3以下、コンクリートの水セメント比は55%以下

コンクリートは、セメント、砂、砂利、水を混ぜて作られます。水がなければこれらの材料は混ざりませんが、水はコンクリートの硬化後に蒸発する為、コンクリートにひびわれを生じさせます。ひびわれを少なくする為に、水量を抑える必要があるので、基準を定めています。

コンクリート構成の一例

■コンクリート構成の一例(絶対容積%)


鉄筋の最低かぶり厚さ
部位 等物件かぶり厚さ(mm) 建築基準法で定める
最低のかぶり厚さ(mm)
土に接しない部分 屋根スラブ、床スラブ、非耐力壁 屋内 30 20
屋外 40 30
柱、梁、
耐力壁

屋内 40 30
屋外 50 40
土に接する部分 柱、梁、床、耐力壁 50 40
基礎 70 60
柱のかぶり厚さイメージイラスト

鉄筋を覆うコンクリートの厚さを「かぶり厚さ」といいます。コンクリートには、鉄筋を錆びや火災から守る役目もあり、一定以上の「かぶり厚さ」をとる必要があります。当物件では建築基準法で定められた厚さより10mm厚くしております。※物件により異なる場合がございます。

磁器質のタイルや誘発目地など、さまざまな工夫で外壁を保護しています

当物件では、外壁仕上げに磁器質タイルを用い、コンクリートを覆うことで、外壁の劣化に配慮しています。また、バルコニー・廊下には、あらかじめ躯体に切り込みを入れた誘発目地を設け、コンクリートの収縮により起こりやすいひび割れを目地に誘発させるようにしています。※部位によって外壁仕上げが異なります。


※本ガイドラインに記載の内容は物件により異なる場合がございます。詳しくはお問い合わせください。